~原発事故避難者の孤立化防ごう~
「避難の協同センター」
記者会見・設立集会のお知らせ
原発事故による避難者の多くは、現在、災害救助法に基づく「借り上げ住宅制度」による住宅支援を受けています。この支援の打ち切りが来年3月に迫っており、避難者は経済的にも精神的にも追い詰められています。
住宅支援が打ち切られれば、行き場をなくしてしまう避難者もでてきます。最近の福島県の調査では、来年3月の支援打ち切り後の住宅が決まっていないとする回答が70%以上を占めました。
2012年6月に制定された「原発事故子ども・被災者支援法」では、被災者支援を行う国の責務について明記しています。さらに、第九条で、国が避難先での住宅の確保を行うとしています。それにも関わらず、国はその責任を果たしていません。
私たちは、国に対して引き続き住宅支援の継続を求めるとともに、避難者とともに助け合いながら生きる社会をめざし、「避難の協同センター」を立ち上げます。
「避難の協同センター」では、貧困対策・自殺防止・シングルマザー支援などを行ってきた市民団体とも連携し、避難者たちの相談をうけ、住居や生活、法律に関してのアドバイスを提供し、必要な支援につなげます。
日時:2016年7月12日(火)13:00~15:00
①13:00~13:30 記者会見 ②13:30~15:00 設立集会
場所:参議院議員会館B107(最寄駅:東京メトロ・永田町1番出口すぐ、国会議事堂前から徒歩5分)
発言(敬称略)
- 岡田めぐみ(福島市から東京都に避難)
- 松本徳子(郡山市から神奈川県に避難)
- 瀬戸大作(パルシステム生活協同組合連合会)
- 熊澤美帆(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク:SAFLAN)
- 神田香織(講談師)
- 郡司真弓(NPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワーク 理事)
- 赤石千衣子(NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」理事長)
- 満田夏花(FoE Japan)
主催: 「避難の協同センター」準備会
問い合わせ先:TEL 03-5225-7213 FAX 03-5225-7214
携帯:090-6142-1807(満田)/090-1437-3502(瀬戸)